旅館に泊まる

大浴場の使い方

温泉地にある旅館の楽しみはなんといっても大浴場で浴びる温泉ですね。
まずは大浴場へ足を運んでみましょう。のれんをくぐると脱衣所があります。ロッカー方式をとっているところとかごに入れて、棚に置いておくところとあります。いずれにしても貴重品などは持ってこないようにしましょう。部屋の鍵は脱いだ洋服などにくるんでおくと良いと思います。
脱衣所で服を脱いで、扉を開けると大浴場が待っています。浴場のほうへ入ったら、必ずぴったり扉を締めるようにしましょう。
まず、体を洗うところで、軽く体にお湯をかけて目立つ汚れを落とします。また、下半身は特に気をつけて流すようにしましょう。湯舟でながせばよいだろうと考えてそのまま入ってはいけません。多くの人が入りますので、衛生面には気を払いたいものです。
衛生面といえば、湯舟にタオルをつけるのも厳禁です。テレビ番組を見て、よいのだろうと考えてしまう人が多いようですが、これは出来るだけ避けるべきです。また、色の付いている温泉の場合、そのままタオルがその温泉の色に染まってしまう可能性もあります。
これは好みの問題になりますが、せっかく温泉宿に泊まったら、到着後すぐ・食事のあと寝る前・朝起きてから、の三回温泉を浴びたいものです。

旅館内の施設

旅館内には多くの施設が入っています。
小さな旅館ですと食堂と大浴場くらいですが、テレビでCMをしているような大きな旅館になりますと複数のレストランに土産店、露天風呂やカラオケなどまで設置されています。最近ではエステルームやマッサージルームなど少し長めの滞在に備えたリラクゼーション施設を設置するケースも多いようです。
せっかくの旅館の施設ですから有効に使いたいものですが、こうした施設を利用する場合、精算の方法が普通の店舗と異なることがあります。多くはその場での現金精算なのですが、中には、部屋番号を教えて、出発時に一括して精算という場合があります。出発時一括精算の場合、宿泊費として一括で計算されることもありますので、法定外目的税が設定されている地方自治体の場合、課税対象金額として計算されることもあります。ですから、課税されたくないときは宿に確認をしてから精算するようにしましょう。また、同様にサービス料の加算対象にもなることがあります。

料理を楽しむ

旅館に泊まって何よりの楽しみはやはり豪華な料理でしょう。旅館によって方法が異なりますが、最近は大食堂方式を取り入れるところが増えています。大広間や特別の食堂へいくと予約した値段に合わせて夕食が用意されており、となりのほうが豪華だったりすることがありますが、それは予約したグレードがとなりのほうが高いからで、別に差別をしているわけではありませんので、お間違いなく。
チェックイン時にすでに布団が敷いてあるチェーン系旅館を除いて、多くの場合、食事をしている間にたいていふとんを敷いておいてくれますので、ゆっくりと味わって食べることにしましょう。お酒を頼むとその土地ならではの地酒がでてくると思います。最近では頼めば地ビールを出してくれるところもふえました。土地ならではの料理も多く、山の中なのにマグロの刺身が出てくるなどということは最近は減ってきているようです。ただ、物産の通り道になっている要所にある旅館では地元の名産品に例えば海魚の佃煮などが出てくることもあります。
一方、徹底的な合理化による低価格を実現しているチェーン系旅館は基本的に食事はバイキング形式です。以前のような定食方式ではなく、地元産の名物を少しずついろいろ食べたいという需要が強くなってきていることから、これまでの慣習にとらわれないチェーン系旅館ではバイキング形式の導入が進んでいます。こうした場合には好きなものを好きなだけ食べられますので、残さない程度にいろいろと選んで地元の味を堪能しましょう。
ゆっくり食事をしたら、あとは寝るまでのひとときをのんびりと過ごすことにしましょう。